荒川弘の少年サンデー連載「銀の匙 Silver Spoon」第７３回です。
アキを大学に行かせる為に勉強を教える事になった大蝦夷農業高等学校・酪農科学科にして馬術部・副部長の八軒勇吾。
友人たちからお土産をもらって実家に帰る事になった八軒だったが、時間を調整する為に立ち寄った書店で中学時代の仲間と遭遇する。
その仲間達と明るく談笑し、中学の頃と比べてずい分と変わったと印象付けた八軒。
実家に到着し、早速最大の難関である父親と再会する八軒だったのだが…！？
ノートを取ったらすぐに帰るつもりだった八軒。
だが、昼時で派手にお腹を鳴らしてしまった事で、昼食を取る事になったらしい。
またずい分と派手に鳴らす八軒だが、エゾノーに行って以来健康的な生活を続けている為、健康的にお腹も減るという事なのか？
ダシを取ってキチンと料理する八軒の母。
そんな料理を食べて、思わず「うまい」とこぼしてしまい、思わぬ反応に母も驚く事になってしまったらしい。
普段から美味いものばかり食べている八軒。
そんな彼から見てもつい言葉が出るほど母の料理は美味かったのか？
かつてアキの祖父が「親がちゃんとしたものを食べさせてくれていた」と、話していた事を思い出す八軒。
今まで全く気が付かなかった八軒だが、改めて実感する事になった様です。
「問題無い」
「ノー・クレームだ」
その一方で、全く味気ないコメントをする八軒の父。
というより、この男に料理で感動する事はあるのか？
ベーコンでも特に感想を述べなかったという八軒の父。
果たして八軒の土産の中で何か気に入るものがあるのでしょうか…？
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