週刊少年マガジン連載「ＵＱ ＨＯＬＤＥＲ！」第１３回です。
テストに合格し、不死人一家“ＵＱ（悠久）ホルダー”のナンバーズの称号を得た刀太。
地下から出て半月、ボロ旅館で働かされ続ける刀太だが、功績を上げ幹部にならなければここの頂点である雪姫には会う事も出来ないのだという。
そんな中、夏凛・九郎丸と一緒の仕事を受けた刀太だったが、部屋を訪れた夏凛は全裸の九郎丸を目撃し、本人は否定するものの実は女だったと確信する。
そんな性別不明の仲間と先輩の夏凛と共に依頼のあった教会に到着し、フライングでＵＱホルダーの仲間に千倍攻撃をしてしまった刀太だったのだが…！？
「悪い悪い まさか身内と思わなくてよ」
顔合わせしていたものの、全く覚えていなかった刀太。
一方で、いきなり暴れた刀太たちに怯える子供たちだったが、こういう場面は慣れているのか、強面の職員たちはボールを使ったジャグリングやシャボン玉などであっさりと子供のハートをキャッチする事に。
「やるなーおっちゃん俺にも貸せよ」
子供に混じって手を伸ばす刀太ですが、やはりこういう芸を見せられると自分でもやりたくなってしまうのか？
「あの刀太とかいうの子供と同じ精神レベルですね」
そういう夏凛からは逆に大人の余裕があり、やはり見た目より中身はずっと大人なのかも知れません。
その一方で、都のまわりにこれだけ大きなスラムが広がっていた事に驚く九郎丸だが、塔が完成した２０２０年代にはピカピカだった都も２０５０年代の混乱期を経て周辺部にスラムが拡大したのだという。
２０８６年の現在では新東京スラムの人口は２００万を超えると言われているという夏凛。
「上はこうじゃないの？今時どこでもこんなものよ」
驚く九郎丸にあっさりとした反応を見せる夏凛ですが、あるいはこの時代、地球が過疎化・スラム化する一方で、火星などは繁栄しているのかな？
お金のある人はみんな魔法の世界に行ってしまい、ここに残っているのは金も力もなく、何処にも行けない者ばかりになっているのかも知れません。
そんな中、シスターに事情を聴く九郎丸だったのだが…何と、その名前が春日美柑だった！？
何やら春日美空との関係性が疑われる美柑。
とはいえ、百年も経っているとジョジョみたいに孫のそのまた孫って感じになってしまいますが、女性であれば結婚して姓が変わる事もありますし、ちょっと関係性が分かりません。
もしかすると全然関係なくて、何かありそうだと思わせているだけなのかも知れません。
この辺り一帯の土地の権利を持っており、それを売れと強面の兄ちゃんたちが連日連夜来ており、断り続けていたら実力行使に来たため懇意にしているホルダーに頼んだと言う美柑。
近所の子供の面倒も見ている為、教会ごと移転する訳にもいかないと言う美柑だったのだが…！？
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