
吉河美希の少年マガジン連載「山田くんと7人の魔女」第89回(番外編1回含)です。
白石うらら・小田切寧々・大塚芽子・猿島マリア・滝川ノアら魔女の能力をコピーする力を持つ私立朱雀高校に通う超常現象研究部2年生・山田竜。
飛鳥の抵抗に遭い、なかなか儀式を始められない山田たちだったが、そこに隣の高校の定例会に行ったはずの山崎会長が現れる。
だが、自分の記憶が消されていた事に気付いた山崎は、山田たちの儀式を見届ける為に来たのだという。
西園寺リカの指示の下、ついに儀式を開始した山田たち。
だが、いきなり西園寺リカと山田を残して時間が止まってしまったのだ!!
「まー正確には時間は止まってないんだけどね!」
完全に止まってしまったかに見えた周囲だが、厳密には止まったのではなく山田たちの時間がものすごい速さで加速している為、止まって見えるだけなのだという。
「ホラ俗に言う 相対性理論的な?」
そんな説明に深刻な顔になる山田。
だが、相対性理論が分からない山田でもその有効的利用法なら理解出来たか?
「今なら何だってやりたい放題だよ――!!」
まさかのスカートめくりに精を出す西園寺リカ。
つーか、手慣れている気がするけど、一年前の儀式の時にもやってんじゃないの?(笑)
「あとは簡単だよ もう一度輪の中に立って心の中で強く念じるの」
「“全員の記憶を戻してほしい”ってね…!!」
儀式のシステムを説明するリカ。
だが、そうすると会長の記憶が戻っていない事から一年前の儀式では別の願いを叶えた事になります。
ならば、その願いとは何だったのか?
やはり会長の引き継ぎに代々この儀式が使われ続けていたのでしょうか…?
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