高橋留美子「境界のＲＩＮＮＥ」第１９８回です。
久々にりんねのところにやって来た祖母・魂子。
プチトマトの鉢植えを持って来た魂子だが、ちょっと預かって欲しいのだと言う。
収穫前に持ち主が亡くなったのでこの苗も供養する様に死神組合から依頼されたのだが、出掛ける用事が出来たという魂子。
「で、まだ実は青いけど、赤く熟したら収穫して食べちゃっていいから」
普段から食べ物に困っているりんねに破格の条件を出す魂子。
「あと、このアンプル」
「こうして一日一本差してやって」
「これは絶対になにがあっても忘れてはいけません」
これは大切な事だと、アンプルを差す様に念を押す魂子だったのだが…！？
何やら手間のかかる仕事を与える魂子ですけど、結局孫を上手く利用しているのでは？
りんねが普段から困っているのは分かっているはずですし、今すぐ食べられる菓子類や果物などを持って来てもいいはずです。
死神組合の仕事を孫に押し付け、その過程で熟したトマトを報酬にする魂子。
魂子自身は何もしてませんし、りんねももう少し報酬を余計に要求してもいいところなのかも知れません。
まあ、育つかどうかわからないプチトマトだけで舞い上がっていたんじゃ、魂子も「喜んでるから別にいいや」って感じになっちゃうのかも知れませんけどね（笑）。
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