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Channel: いけさんフロムエル
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「極黒のブリュンヒルデ」~キッスを狙え!名誉の負傷と動き出すヴァルキュリア回収作戦!!

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k私だけ1

岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第65回です。

良太に好意を抱いたばかりか、いきなりキスして来た新たな魔法使い・初菜。
彼女の強引なやり口に動揺するカズミは初菜よりも先に既成事実を作る事を決意する。
一方、ハーネスト内の生物を調べていた小五郎は鎮死剤がプロテアーゼの作用を止める薬である事を突き止めていた。
自分が学生の頃に研究室の仲間が書いたという論文を読んでいた小五郎だったのだが…何と、その論文を書いた男こそ現ヴィンガルフの九所長だった!?

ヴァルキュリアを外に放った責任を問われ、処刑確実となってしまった九所長。
「お言葉ですが…私を殺してもヴァルキュリアは戻ってきませんよ」
「ヴァルキュリアを回収できるのは私だけです」

だが何と、自分ならヴァルキュリアを回収出来るのだと言う。
既に作戦計画書も作成済みであり、自分が直接彼女を説得すると言う九所長。
そんなものは作戦でも何でもないと反論する高千穂の男だが、九所長には勝算があるらしい。

「例え自分の命と引き換えにでも…ヴァルキュリアと1107番を捕縛します」
並々ならぬ決意を見せる九所長。
そんな彼の言葉を信じ、本当の最後のチャンスを与える事にした高千穂の男だったのだが…!?

普通に考えれば会った瞬間に殺される事は確実な九所長。
そんな彼の言う勝算とは、あるいは寧子の事なのか?
帰って来てもらう事が前提ですから「鎮死剤を沢山やる」という条件は出せないはずです。
ビーコンがあった様にも見えませんし、戦っても勝てませんから文字通り彼女を説得する事になるはずです。

となると、可能性としてありそうなのは「戻って来たら寧子の力(記憶?)を回復させ、前と同じ様に一緒にいられる様にしてやる」と言って来るケースでしょうか?
連載一回目の惨状は正にヴァルキュリアとなった寧子が暴れた姿であり、何かがあって力が蘇り、暴走したとしか思えません。
「寧子は見逃してやる」なんて言ったら余計に怒らせてしまいそうですし、九所長が条件を出すとしたらそれが一番可能性としてありそうな気がするのだが…。

その一方で、高千穂の男が「もう一度Sクラスを出すなどと」と、まだまだSクラスが存在している事を匂わしているのも気になるところ。
あるいは、寧子そっくりな女がまだまだ何人も存在するとか?
実は1107番の小鳥も、本人が「その魔法」を自覚していないだけで、本当はSクラスだったりする!?
そんなに凄い力があるとも思えないにも関わらず、研究所が重要視する小鳥。
あるいは、彼女は何か特殊な実験体であり、ハーネストの中に普通とは違ったもの(グラーネ?)が入っており、成長すると本体の小鳥を食い破って世界を滅ぼすといった破壊活動を始めてしまうのでしょうか…?

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