
藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第54回です。
彼等にとって「水」は安全な棲み処であり、その目的が地下水脈である事を突き止めた凧葉たち。
再び菊代たちと対峙した凧葉たちだったが、彼女が見つけたのは「水脈」なんて流れの遅いものではないのだという。
圧倒的な敵の数に追い詰められ、外にいる誰かに助けを求めたフロル。
そんな彼女のメッセージを受けた青一がついに<双亡亭>に到着するのだが…!?
車から飛び出す前、フロルと屋敷の中の事について話し合ったと言う青一。
かなり明確に互いを認識しているらしい青一とフロルだが、どうやら青一のテレパシイ能力はそのあたりの破壊者とはレベルが違うらしい。
フロルが欲しがっている窒素を持っている事を伝えた青一。
その上で自分の近くにまで運んで欲しいと頼んで来たフロルだが、彼女が屋敷の真ん中あたりにいる事も青一には感知出来るらしい。
青一が持って来ると言うも、きっと間に合わないと言うフロル。
何と、すでにアウグストの転換器のバッテリーもジョセフィーンの体力も限界になっていた?
若い紅は何とかなっているものの、宿木隊長も弾丸が尽きかけていた様子。
屋敷の中はたくさんの階段や壁があり、青一がそこを通って「窒素」を持って来るまで持ちこたえられないと言うフロル。
その一方で、自分の能力を使えば一気に運べると言うフロルだが、その為には出来るだけ近くに持ってきてもらうしかないらしい。
何やら<双亡亭>に突入する前に十分な情報を得る事が出来たらしい青一。
こうなると彼女のアポーツ能力の射程距離がどれくらいなのかが問題になる訳ですけど、結局屋敷の中に入るのは前提条件なのかな?
青一だけでも引き寄せる事が出来ればかなり違うと思いますけど、青一が手を貸す形でフロルのアポーツ能力を強化し、まだ遠くにいる彼を引き寄せるといった事は出来ないのでしょうか…?
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