
藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第35回です。
見知らぬ場所の「自宅」の前で謎の液体が自分の祖父の姿になるのを目撃した青一たち。
衝撃を受ける一同だったが、彼は海の形をした生命体であり、安定した意思の疎通をはかるため、記憶にある個体の姿をとらせてもらったのだという。
青一たちを調べ、その中にある「感情」が理解出来ないという生命体。
そんな彼も侵略者の攻撃を受けてカラダが吸い取られており、今のままでは惑星と共に自分たちも死んでしまう事を知らされた青一たちだったのだが…!?
これから一体どうなってしまうのか、不安を募らせる青一の家族たち。
そんな彼らの感情が「不安」である事を理解する生命体だが、個体の生活空間を保ちながら寄り添い合いたい事を理解していたらしい。
「ならば今は、ここに生きるといい」
何と、自身り身体から有機物を生み、青一たちの記憶にある「町」を作ってしまった生命体。
正に何でもありな生命体ですけど、青一の身体がドリルになるのもこの生命体が関わっているはずです。
「町」まで用意して前と同じ様に暮らせる様にしてくれた生命体。
そんな彼でも青一たちを返す事は出来ない様ですけど、だとしたら青一はどうやって戻って来たのかな?
その青一以外の人は誰もいなかった訳ですけど、実は今もこの町でひっそり生きているのでしょうか…?
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