
今週はセンターカラーで登場しました。
高橋留美子の代表作のひとつ「らんま1/2」のB6大型版コミックスの1・2巻が7月15日に発売されました。
全20巻で毎月1点ずつ敢行するそうで、集めるとこれから一年半の長丁場になる訳です。
その最初の2冊を早速買って来ましたけど、1巻が16話、2巻が17話収録されていました。
巻末には作者インタビューも入ってましたけど、これってストレンジャーソレントに連載していた高橋留美子のインタビューシリーズ「キャラクターBOX」とは別ものなのかな?
ストレンジャーソレントの雑誌の方は休刊になってしまいましたけど、貴重な話もありましたし何かの形で残してもらいたいところです。
そんな「らんま」の新コミックスですけど、例によってカラー原稿はモノクロのままです。
思い出してみるにサンデーやマガジンはカラーというと2色カラーになる事が多く、ジャンプが4色を使っているのとは明らかに別ものだったイメージがあります。
それでも「らんま」の頃にはサンデーも表紙以外に結構4色カラーを使う様になっていた訳ですが、そういう意味では「らんま」は完全版を出すメリットがあるタイトルだと思うんですよね。
よりぬきで一度出た事はありましたけど、今回もモノクロだった事を考えるとカラー原稿を復元した完全版の刊行は今後も無いのかも知れません。
さて、不可解な遅刻事件が続出している事を知り、問題の抜け道がある家にやって来たりんね。
そこにいた老婦人の霊を浄霊すれば問題解決だと思っていたりんねだったが、何故か拒否され霊道に突き落とされてしまう。
元に戻ろうとするも霊道だらけで帰り道を見失ってしまったりんね。
そんな現場に母・苺が現れ、霊がドス黒くなって行くのを目撃するのだが…!?

霊道の出入り口だらけで戻れなくなってしまったりんね。
そんなりんねのところに現れた魂子だが、この多発する霊道の入り口を塞ぐため現世に来ていたらしい。
通行止シールをいくつも用意しており、りんねに貼るのを手伝わせた魂子。
実はりんねが会った老婦人の霊は死神組合の要浄霊者リストに入っており、りんねが迷い込んだ霊道迷路も彼女の念が原因らしい。
ここに来て思ったよりも面倒な案件に関わった事を理解したりんね。
というより、死神組合で問題になっているならそれを浄霊したら特別に賃金が支払われたりしないのかな?
命数管理局が出す金はいつもスズメの涙ですし、特別な霊には大金を払うくらい事がなければ死神であっても普通に就職する者が出て来てもおかしくない気がします。
そもそも鳳が金持ちなのはエリート死神の家だからとの事ですけど、死神は基本的に金にならない訳ですし、実はちゃっかりと本業以外のところで儲けを出しているのかも知れません(笑)。
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