
高橋留美子「境界のRINNE」第334回です。
不可解な遅刻事件が続出しているという三界高校。
いつもは大きな道の通学路を使っているという一年生のA君の体験によれば、その日は遅刻しそうだった為普段は使わない道を抜けようと狭い路地の石段の道を通ったのだが、着いた先は何故か東京ドームだったのだという。
そんな異常な遅刻事件の相談を百葉箱で何件も受けたらしいりんね。
と言うより、件数がまとまっている時点で個人がこっそり神頼みする話じゃなくなっていますし、お祓いを仕事にしている十文字や姉祭先生に相談するのが筋の様な気もします。
依頼者に会う事もなく、怪異を自分で解決しようとするりんね。
報酬を当てにしていないという事はこの時点でお供え物を受け取っているか、浄霊代のみで良しとしているのかのどっちかですけど、貧乏で苦しんでいるにしては余裕を感じさせます。
1ヶ月二千円で生活しているならもっとお供え物にこだわってもいいはずですし、この人の良さが余計に生活を苦しくさせているのかも知れません。
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