
週刊少年サンデー「ハヤテのごとく!」第535話です。
久々にムラサキノヤカタを訪れ、ハヤテが早くも別の女性とキスをしている事を見抜いた水蓮寺ルカ。
描いている漫画の内容からナギがハヤテを好きだと予想した千桜だったが、ナギ本人からハヤテに告白された経緯を知らされる。
ハヤテをロリコンだと位置づけ、将来のためにお金は絶対に必要だと主張した千桜。
一方、ルカの思いを知り、王族の庭城への道を開くための負の感情の爆発は「恋愛」によって実現できると予感したハヤテだったのだが…!?
今週は最初の4ページを使ってハヤテの遺産相続問題が解説されています。
初見に優しい今週のハヤテですけど、前から言っている様に普段から初見の読者の事は意識している気がしているんですよね。
話が長くなるとあえて場面を変えて日比野文が登場したりしますけど、そうやって初見の人でも入っていける様な入り口を随所に作っている気がします。
遺産相続の件はただでさえ長くてついていけなくなる読者が出る可能性は高く、初見キラーでもある事を考えるとこうやって一度整理するページを設けたのは上手いやり方だと思います。
王玉は残り5個でそのうち3個をハヤテが確保しているなんて言われるまで気が付かなかった読者も少なくない気がしますしね。
かつて金庭理事が十年付き合った彼氏にフラれても道は開かず、自分の気持ちが本気ではなかったと言っていたのを思い出したハヤテ。
ならば、本気なら開く可能性があり、誰かに石を渡した上で自分に恋をしてもらい、その上で振れば意図的に開く事が可能なのだという。
そんな事を考えている中、西沢さんと顔を合わせたハヤテ。
「西沢さんは…好きな人いますか?」
いきなりストレートに聞くハヤテですけど、彼女が自分を好きだった事など本気で覚えていないのが西沢さん的には悲し過ぎますね(笑)。
「言っとくけど私はまだ…ハヤテ君のことが好きだよ」
そんなハヤテに対し、ラブアピールを始めた西沢さん。
いかに好きかをアピールする西沢さんですけど、何だか今まで色々試行錯誤していたのが嘘みたいに直球です(笑)。
そんな様子をアテネに見られて慌てて離れたハヤテたち。
と言うより、ここんとこ全く存在感がなかったアテネですけど、遺産の騒ぎをしているのに普通にアパートにいたのがむしろびっくりです(笑)。
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