Quantcast
Channel: いけさんフロムエル
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2883

「山田くんと7人の魔女」~俺たちは出会う前から出会ってた!怒りのキスと幸せな男!!

$
0
0
y涙1

吉河美希の少年マガジン連載「山田くんと7人の魔女」第213回です。

紺野つばさ・萌黄ことり・筑紫愛子・清集院桃子・菊池アカネ・姫川そらたち魔女の能力をコピーする力を持ち、私立朱雀高校に通う超常現象研究部3年生の山田竜。
男嫌いの火野さんと何とかキスする事が出来た山田だったが、たどり着いたそこは2月2日と、球技大会の少し後であり、正に記憶にない時期だった。
そこで自分と火野さんが待ち合わせをしている場面を目撃した山田。
だが実は彼女は山田の為に世話を焼いていたのであり、当時の白石うららに告白する自分の姿を目撃した山田だったのだが…!?

初めて噂を耳にしたのは球技大会の時だったと委員長に聞いた時から予感はあったという山田。
『俺たちは出会う前から出会ってた』

何やら感慨深い山田ですけど、記憶を失ってはいても潜在意識の何処かで覚えていたのでしょうか?
一方でそんな自分の姿を客観的に見る事が出来たというのは貴重な体験だともいえます。
問題は一発で承諾してくれるほど仲良くなった経緯を忘れている点で、魔女のイベントもなくどうやって学年一の才女と恋仲になったのかは気になりますね。

そんな2人を見てホッとする中、呆然と立ち尽くしていた火野の姿を目撃した山田。
しかも、突然涙を浮かべて来た!?
そんな自分の顔を拭き、山田とうららのところに行って祝福した火野さん。
その瞬間、彼女が自分の事が好きで、それなのに自分の気持ちを差し置いて仲介役をしたため、キスの時に涙を流したと理解したらしい。

何やら一年生の頃からモテモテだったらしい山田。
山田にとって記憶を失った期間は輝かしい時期でもあった様ですけど、何か事件を起こして謹慎処分を受けた事実もあり、それこそ山田の全てがその時期に凝縮されているとも言えます。
コピーの能力を身に着けたのもこの時期かその直後になる訳ですし、記憶を戻す事は文字通り失くした山田自身を取り戻す事になるのかも知れません。

続きを読む

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2883

Trending Articles