
週刊少年ジャンプ「BLEACH」第602回です。
刃元がグラつく様な斬魄刀でジェラルド・ヴァルキリーを仕留めてしまった二枚屋王悦。
何が起きたのか分からず呆然となるナックルヴァールたちだが、自分が手にする「鞘伏」は失敗作であり、斬れ味が良すぎて刃がなめらかすぎて幾ら斬っても刃毀れもせず血の一滴もつかないのだという。
そんな王悦の攻撃を受けても何故か生き残ったナックルヴァール。
自分が陛下に拾われたのはただ死なないからであり、そんな自分の能力は嫌いだと言うナックルヴァールだったのだが…!?
物質を生物が摂取した際に摂取量が一定を超えると死に至る事をいう「致死量」。
星十字騎士団“D(ザ・デスディーリング)”アスキン・ナックルヴァールは指定した物質を摂取した時に100%死に至る「完全致死量」を正確に弾き出し、その量を自在に上下させる事が出来るのだという。
そう言って自分の手についた血をなめたナックルヴァール。
その瞬間、二枚屋王悦に異変が!?
それがその能力の作法なのか、王悦の身体の血液の致死量を下げていると言うナックルヴァール。
身体の中に血が満ちるほど死に近づくと言うナックルヴァールですけど、結局血であればそれが誰のものであってもOKだという事なのかな?
「解説 THX(サンクス)!」
血が多いと死ぬのであればべらぼうに血を抜けばいいと、自分の首を斬った王悦。
だが、それだと今度は失血死する事になってしまう?
今の王悦の血液の致死量は約1.6リットルだが、4リットルちょいある血の2リットルを失えば失血死すると言うナックルヴァール。
「つまりアンタは 自分が死ぬまで血を抜かなけりゃ自分の血に殺されるのさ」
何やら八方塞りで、死ぬ以外に道はないかに見えた王悦だったのだが…!?
結局、ナックルヴァールが不死身なのは自分の血の致死量をその都度上げていたからなのでしょうか?
このあたりがイマイチ分かりにくいのですが、「血」の致死量を上げても臓器がダメージを受けたらどうしようもない気がするんですよね。
それを考えると、最初の王悦の攻撃自体がたいした事なかったという事になるのか?
自分の能力をご丁寧に説明してくれたナックルヴァールに「サンクス」と礼を言った王悦。
わざわざ相手に自分の重大情報をネタバレをしながら戦う事が多い「BLEACH」ですけど、もう少し戦いが長引けばそのあたりも詳細に教えてくれたのかも知れません(笑)。
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