
荒川弘の少年サンデー連載「銀の匙 Silver Spoon」第107回です。
アキを大学に行かせる為に勉強を教える傍ら自ら会社を立ち上げる事になった大蝦夷農業高等学校・酪農科学科3年生にして馬術部・副部長の八軒勇吾。
最後のインターハイに挑んだ八軒たちだったが、エゾノーと対戦する日高農業の沙流川にアキが絡まれしまう。
そんな事態に八軒の父親の写真を武器に逆に動揺させる事に成功した円山&木野。
無事決勝に進出し、メガネ好きの馬・アグネス号に乗って決勝に出場する事になった八軒だったのだが…!?
3校による団体決勝戦に挑む事になった八軒たち。
だが、対戦する神威高校は去年の優勝校、浦河中央高校も馬産地の名門とかなり厳しい相手の様子。
順位の付け方は3名の減点数の合計が少ないチームが勝ち、それで勝敗がつかない時は減点0の人が多いチームが勝ち、それでもつかない時は3名全員の走行タイムを足して速いチームの勝ちになるらしい。
それでもアグネス号との相性の良さで優位に立てると思われた八軒。
落ち着いて走れば馬がフォローしてくれると考えた八軒だったのだが…。
何と、一番手の神威高校・中村が伊達メガネを装着して来た!?
どうやら八軒の練習でメガネ萌えだと気付かれたらしい。
浦河中央の上西舎もメガネを装着し、勝負は五分五分になってしまい、さすがに落ち込む八軒だったのだが…。
伊達メガネって、そんなすぐに用意出来るものなの?
あるいは、メガネ萌えの馬がいる事を想定し、馬術部なら必ず用意すべきアイテムなのでしょうか?(笑)
そんなメンタルボロボロな八軒だが、実はみんなが普段大変な馬術部を辞めずに残ったのは農家出身でもない八軒がやめないのに自分達がギブアップしたら格好悪いと思っていたらしい。
何やら仲間にも影響を与えていた八軒。
もし八軒がアキに会って馬術部に入ってなかったら、今の部員数はなかったのかも知れません。
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