
高橋留美子「境界のRINNE」第233回です。
春の味覚のシーズンにタケノコ狩りに駆り出された青年部の死神たち。
実はあの世の竹林に七年に一度、一本だけ虹色の竹が生えるのだが、これは大変おめでたい竹で七夕の短冊の願い事がひとつだけ確実に叶うのだという。
春先に生える穂先が虹色に光るタケノコが虹色の竹に育つという訳で、命数管理局が保護すると言う架印。
それを死神たちにやらせようとする管理局だが、謝礼は出ず、むしろ誤って煮たり焼いたり食べた者は十万円の罰金を課すらしい。
そんな話に虹色のタケノコそっちのけで普通のタケノコを狩りまくるりんねたち。
一方で、見事ターゲットを捕獲し、管理局に見つからない様に願い事を叶えてしまおうと、アレコレ考えるれんげだったのだが…!?
何やら欲望が多いれんげですが、「油田発掘」なんて次元がひとつだけ違うものが紛れていますね。
それこそ油田が手に入るなら未払いの給料なんてどうなってもいい気がしますけど、やっぱ社長から何がなんでも受け取るというのが肝なのかな?
一方で、堕魔死神でありながら青年部の集まりにこっそり来ていたれんげですが、こういう公の場に姿を見せてよく正体がバレないですね。
れんげが死神一高に入れなかった事など同学年の間ではある程度知られていてもいいはずですし、お役人である架印の耳にいつまでも入って来ないのは不思議な気がしますね(笑)。
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