岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第８７回です。
運動神経が破壊されているにも関わらず起き上がりヴァルキュリアを吹き飛ばしてしまった鷹鳥小鳥。
グラーネ覚醒を予感する九所長だったが、それでも妹・怜那の意識が現れない事に失望する。
そんな小鳥のハーネストから何かが噴出し始め、孵卵が始まった事を理解した九所長。
妹復活が無理だと理解し世界に絶望する中、小鳥を殺すか人類を滅ぼすか究極の選択を良太に全て任せてしまった九所長だったのだが…！？
「…お前…何を言っているんだ？」
「誰のせいでこんなことになったと思ってるんだ！！」
土壇場で全てを放り出して来た九に激怒する良太。
一方で、動けなくなってしまった小鳥は全てを覚悟し自分をイジェクトして欲しいと涙する事に。
そんな小鳥をただ見守る事しか出来なかった良太たちだったのだが…。
「ダメ…！！私から離れてください！！」
何と、次の瞬間、屋敷を含む山の一部が吹き飛んでしまったのだ！！
「あれは…ヴァルキュリアのアンチマターじゃない」
「グラーネの孵卵が始まったんだ…」
そんな様子をヘリから確認し、グラーネの孵卵を予感するイニシャライザー。
リーダーと思わしき美樹よりも事情に詳しいらしく、世界の終わりを理解するイニシャライザーだったのだが…！？
結局、このイニシャライザーとはどういう者なのか？
能力を使える事から魔女の一種の様にも見えますが、同時に一番ものを知っている様に見えます。
あるいは、科学者でありがら自分の体を実験に利用してしまった人物？
小鳥にヴァルキュリアが力を抑えられた件について、内部のドラシルが魔法を打ち消す反作用の結界を発している為、魔女の力はハーネストには反応はせず、その原理はイニシャライザーと同じだと説明した九所長。
もしかすると彼こそがハーネストの開発者であるとかで、ドラシルの制御方法を一番よく知る人物なのかも知れませんね。
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