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Channel: いけさんフロムエル
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「NARUTO」~手の中に刻んだ言葉と奪われた九喇嘛!!

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週刊少年ジャンプ「NARUTO」第660回です。

白ゼツから輪廻眼を受け取りオリジナルの右眼さえも取り戻したマダラ。
本来の力を取り戻したマダラは口寄せの術を使ってオビトの中から外道魔像を引き出してしまう。
一方、そんなオビトの左眼を奪おうとする黒ゼツだったが、オビトの抵抗に遭い、カカシたちが監視している事から簡単ではない様子。
そんな中、「輪墓・辺獄」なる瞳術で尾獣たちに一撃を入れ、八尾・九尾を含む全ての尾獣を鎖でつなぐマダラだったのだが…!?

ついに拘束されてしまった八尾と九尾。
九喇嘛状態を解けば何とかなるかと考えたナルトだが、鎖で繋がってしまったら中に戻せないらしい。
『ちくしょう…後ろへ!!』
意に反してどんどん九喇嘛から引き離されようとするナルト。
「マダラ様!一尾から順に入れるんですよ!」
一方で、九尾の方にかまけているマダラを注意する白ゼツですが、あるいは本当に忘れて夢中になっていなかったか?
人柱力から引き剥がす尾獣が後半の八尾と九尾なら、その間に一尾から七尾までぶち込んだらと助言する白ゼツ。
「…そうだな 思ったよりねばりそうだ…まずは…」
「こいつらからだ」

順番通り守鶴から狙うマダラ。
「守鶴は――渡さん!!」
そんなマダラの攻撃に対し「砂漠・叛奴」で抵抗する我愛羅だったのだが…。

人柱力でなくったにも関わらず守鶴に対しては特別な感情を見せる我愛羅。
そんな我愛羅の子供の頃を思い出す守鶴だが…あるいは我愛羅がこんな男に育つとは思っていなかったか?
人間を嫌い、自分たち獣以下だと言っては我愛羅が熟睡するチャンスを狙っていたらしい守鶴。
だが、そんな守鶴が我愛羅を通して思い出したのは前の人柱力だった坊主だった?

人の名ではなく「守鶴」と呼ばれ、閉じ込められた生活を強いられていた人柱力の分福。
見張りをしている者にさえ忌み嫌われる分福だが、そんな相手にさえ食事を出されれば手を合わせており、それが余計に薄気味悪く思われる原因になっている?
自分の名を呼ばれなくても特に気にも留めないらしい分福。
「いくら坊主でもお前を嫌う人間共に手を合わせ…獣のオレ様なんかを相手にいいかげん寂しくねーのかよ」
一方で、守鶴にまで気にかけられる分福ですが、かなり気に入られている様に感じられます。
「人間と獣…それらを分ける必要はないのです 何であれ心の友がいれば心の平和が満たされるのです」
何やら悟った様なセリフを吐く分福。
「人の心とは水鏡…本心とは裏腹に口を開き揺れ動くものです…」
「ですが本来人間の持つ裏の心は受け入れあう事を望んでいるのです」
「獣ともです…」

右手に刻まれた「心」の文字を水面に映し、人の「裏の心」について語る分福だったのだが…!?

何やらかなり出来た人物の様な人柱力の分福。
すでにかなり弱っている様ですが、あるいはもう長くない状態なのか?
そんな分福を「六道仙人のじじいに似ている」と評した守鶴。
その言葉はかつてない喜びだったのか涙を流す分福ですが、やはり達観した様であっても辛さは感じていたのかも知れません。

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