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Channel: いけさんフロムエル
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「ドリフターズ」~戦術は木の実つぶし?固執する廃棄物と笑う島津豊久!!

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木の実つぶし

平野耕太のアワーズ連載「ドリフターズ」第41回です。

順調な滑り出しを見せた首都防衛戦。
だが、土方の指示で黒王軍は前衛を切り捨て、後陣をバラバラに散開させてしまう。
そんな様子に敵将が銃の事をよく知っていると確信する信長。
その一方、豊久と対峙した土方は島津十字に怒りを燃やし、新撰組の幻影をぶつけて来るのだが…!?

『どうする こっちも分散するか?』
『いやあダメだ こっちの銃砲はまとまって初めて威がある なにより練度が足りん!!分かれた小勢を率いる頭もおらん』

分散して来た敵に困惑する信長。
こちらも分散して出ては意味がなく、全員で打って出て潰して回るには時間がかかりすぎて城市が壊滅するのだと言う。
「どうしよっか」
そんな悩める信長にアイデアを与えたのはハンニバルだった?
「木の実つぶしじゃ」
足元に木の実を散りばめさせたハンニバル。
軽快な動きで左右に散った木の実を潰し、中央に集めた木の実を体全体で押し潰したハンニバルだったのだが…!?

どうやら散った敵を一か所に集めて一気に潰す策を考えた様子。
というより、ドワーフ救出の際の階段の策といい、口でちゃんと伝えられないのはやはりスキピオがいなくなってボケてしまったから?
「なにしとんじゃじじ――ッ」
「もうやだこのカルタゴの雷光」

そんなハンニバルの行動を全く理解出来ていないらしいサン・ジェルミ伯。
信長だけは気付いた様ですが、ハンニバルも信長なら理解出来ると察し、彼に話しかけてきたのかも知れません。
一方で、ハンニバルの名声など知るはずもない信長ですが、自分が気が付かなかった戦術にたどり着いたこの老人がタダ者ではないと理解し、今後もブレインとして重宝する事になるのかも知れませんね。

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