
「月光条例」第270回です。
月光のところへと急ぐエンゲキブたち。
力尽き絶体絶命になるエンゲキブたちだったが、そんな彼らの前にイデヤと一寸法師が現れる。
もう必要ないからもらったという「お伽話」の「かちかち山」「リリパット島」を「月の客」めがけてぶつける一寸法師。
その一方、イデヤは工藤さんと久しぶりにマペティカし、迫る敵に向って行くのだが…!?
「カラダがでかいコトをいいコトに、小さい者をいたぶる…」
「数を頼んで少人数をいじめる…」
「この一寸法師はな…そんな奴が、大っ嫌いじゃ!」
一体どれだけのパワーを使っているのか、本の中から巨大な島を引っ張り上げる一寸法師。
何と、今度は『ガリバー旅行記』の巨人国「ブロブディンナグ」と「ブレフスキュ島」を同時に投げて来た!?
もはや最終兵器の様な「お伽話」の島々だが、結局敵が密集していた事が功を奏した様子。
しかも、島に向ってやみくもに砲撃した為、「月の客」は同士討ちを招いて収拾がつかなくなってしまったらしい。
圧倒的戦力を有しながら壊滅的ダメージを負ってしまった「月の客」たち。
というより、ダメージを負ったという事は本の中の島や土地なども月打されているという事なのか?
キャラクターが月打され、それが消滅しても本が残っているという事はキャラクターの月打と本には何の関係性もない様に思われます。
キャラクターが月打されても本はそのままだというのなら、「月の客」の艦隊に触れた途端、島はまるごと消えてしまうはずです。
何らかの手段によって島に月の客に対抗出来る力を与えていた一寸法師。
結局、青き月のゲートが開いた事で、夜側にあった本を通してお伽話界全体が月打されたと考えるべきなのか?
ならば、<読み手>にも影響があると言っていた月打は、ゲームや漫画に対しては何の影響も及ぼさなかったのでしょうか…?
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