
週刊少年ジャンプ「NARUTO」第656回です。
ついにオビトから尾獣の力を引き抜いたナルトたち。
力を失い倒れたオビトに友としてトドメを刺そうとしたカカシだったが、それを止めたのは師でもある四代目ミナトだった。
オビトを本当に理解し何かを言えるとしたら、それは友達のカカシだけだと指摘するミナト。
そのカカシの言葉にオビトが耳を傾ける一方、ナルトは残ったマダラの方に向かうのだが…!?
暗闇の中、ナルトの超巨大螺旋手裏剣の光を見るオビト。
『――ナルトの道か…』
『…かもな』
前回、ナルトが道をつまずきそうならオレが助けると言ったカカシですが…何とオビトが同意して来た!?
これまで頑なにナルトを否定し続けて来たオビト。
しかし、ナルトとの戦いを通し、さらには友であるカカシの言葉を受け、ついに本音がこぼれるまでに至ったらしい。
一方、マダラを木龍で押さえつける柱間だが、チャクラを吸収する為、マダラのチャクラを吸収する忍術は意味をなさないのだという。
「つまりもう動けず 必ず次の忍術は吸収できんという事だ!!」
そんな場面に飛んで来たナルトの螺旋手裏剣。
『いい間だぞ 四代目の息子よ!』
『これを決めてそのスキに封印する!!』
絶好のタイミングでの大技であり、柱間としては願ったり叶ったりだった様子。
一方、守鶴と対話する我愛羅だったが、何とマダラを封印するのに砂の力を借りたいのだという。
特大の砂漠層大葬で封印したいらしい我愛羅。
そんな我愛羅に対し、人柱力に縛られる事もなくなったのにわざわざ言う事を聞くと思うかと反発する守鶴だが、命令ではなく頼んでいるのであり、嫌ならば他の者の力を借りるのだという。
「うずまきナルトか…あの化け狐のヤローとずいぶんお友達になったみてーだな我愛羅…」
我愛羅の変化がナルトのせいだと理解する守鶴。
「狐七化け狸八化けってな!バカ狐に負ける化け狸様じゃねーぜ!」
「オレはお前の頼みを聞き入れたんじゃねェ!オレ様の意志で動く!案内しろ!」
他の者を頼ろうとする我愛羅にプライドを刺激され、あくまでも自分の意志だと言いつつ戦場に向かおうとする守鶴だったのだが…!?
すでに尾獣と人柱力という関係ではなくなっている守鶴と我愛羅。
そんな両者の関係は果たして今後友好的になって行くのか?
理由をつけながらも協力する姿は、かつて九喇嘛を解放したばかりの頃のナルトたちを思わせます。
あるいはこれから戦いが続く中、守鶴の口から「友」という言葉が飛び出して来るのでしょうか…?
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