
週刊ヤングマガジン「×××HOLiC・戻<レイ>」第20回です。
謎の女主人・侑子の「対価を払いさえすればどんな願いでも叶えてくれる店」でバイトを続ける四月一日君尋。
侑子に言われた事が頭から離れない四月一日だったが、そんな四月一日と百目鬼あてに夜雀と山狗を統べるものからの礼が届けられる。
だがそれは、一度だけ行きたいと願うところに案内してくれる「白い先遣」と、一度だけ帰りたいと願うところへ案内してくれる「黒い先遣」だった。
どちらかひとつだけ選ぶように言う侑子に対し、百目鬼は四月一日に先に選ばせようとするのだが…!?
そうなる事が最初から決まっていたかの様に選択を迫られる事になった四月一日。
どうしても自分が先に選ばなくてはならない雰囲気に何かを考え手を伸ばした四月一日だったのだが…。
その瞬間、電話がかかって来た?
「ちょっと出てきます!」
慌てて電話に向かった四月一日。
「…選んだわね 四月一日は」
そんな様子に侑子と百目鬼は四月一日が何を選択したのか理解した様なのだが…?
何やらハッキリしていないのに結論が出たかの様な反応をする侑子。
これは…「選ばない事」を選んだという事なのか?
この世界が四月一日が作った世界だというのなら、この電話にも四月一日の意志が働いている気がします。
そもそも、この店に電話がかかってくる事自体普通の事ではないですし、なのにその電話の内容にこの後全く触れていません。
おそらくは重要性の無い電話=間違い電話などで、選択する事が出来ない四月一日をその場から逃がす為にかかって来た可能性が高い気がしますね。
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