「月光条例」第２５９回です。
カグヤが北極で発見されたものの、そのカグヤがキャラクター達を護って逃走させていると聞き、顔を歪めるオオイミ王。
さらに「おとぎ話」以外の世界に侵攻していた「月の客」たちの前にはだかの王様たちが現れ、苦戦を強いられてしまう。
実は今回「月打」されたキャラクターたちはもう二度と本の世界には戻れないのだという。
使者であるハチカヅキまでもが月打された今、＜月光条例＞執行者はもうこの世にはいなくなっており、哀しい覚悟を決めて彼らは戦っているそうなのだが…！？
ナナツルギの冥速のシンゼツと溶天のガンドウの２人と戦い続ける月光。
その戦いもいよいよ決着の時が来たらしい。
ハチカヅキという強力な武器が戻って来た事で調子を取り戻した月光。
「よく眠れる、いい月夜だぜ！」
拳に極印を浮かべ、ガンドウにパンチを浴びせる月光だったのだが…。
これは＜月光条例＞を執行したのか？
すでに穏形のアンセイに対して「効くか、効かねーか、わかんねーが」＜月光条例＞を執行している月光。
彼らがすでに「青き月の光」でおかしくなっているのだとすれば、あるいはその執行で元に戻るのかも知れません。
そうなれば、「執行後は元に戻る」原則から彼らに殺されたキャラクターは復活して来る？
もしかすると終盤になって桃太郎なども帰って来る事になるのかも知れませんね。
月光の覚悟を知った上で、勝手に出て来た事を謝罪するハチカヅキ。
しかも、そのせいで敵を北極に招いてしまい、これには月光もかなり怒っていいところなのだが…。
「なっちまったコトはしょーがねえ！」
「こうなりゃ敵のアタマのオオイミを今すぐぶちのめすまでよ！」
何と、あまり怒らないばかりか北極の事はあきらめた！？
確かに今から北極に行っても間に合いませんけど、動けないキャラクターたちが復活して戦っている事など知らないはずで、キャラクターたちを身動き出来なくさせた張本人としてはもっと気にかけてもいいのでは？
オオイミ王を今すぐに倒す策が何かあるらしい月光。
「きごだんご」一個に「わらしべ」ひと握り、さらにハチカヅキがあれば大丈夫だという月光だったのだが…！？
何やら自信があるらしい月光ですが、ここまで月光の策が上手く行っていない事を考えると何とも不安です。
潜水艦に隠したはずのエンゲキブは戦場に、北極に隠したはずのキャラクターは一番信頼できるハチカヅキの勝手な行動もあって自ら本に戻れなくなる決意をさせてしまった月光。
オオイミ王のところに飛ぶ作戦も穏形のアンセイのせいで失敗しており、ここまでの流れを見れば月光が何を考えたとしても結果的に裏目に出て失敗し逆にピンチに陥る気がしてなりませんね（笑）。
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