
週刊少年ジャンプ「BLEACH」第548回です。
突然瀞霊廷が消滅し、入れ替わって見えざる帝国が出現するという事態に動揺する死神たち。
実は、千年前の戦いに敗れ行き場を失った滅却師は現世から死神たちが最も警戒していなかった瀞霊廷の中に逃れたのだという。
瀞霊廷内のあらゆる“影”の中に霊子による空間を創り、それを以って「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」としたと言うユーハバッハ。
そんな星十字騎士団の滅却師と瀞霊廷の護廷十三隊による戦いが勃発し、バズビーと卍解を奪われた日番谷隊長が対峙するのだが…!?
見慣れた光景が豹変し、動揺する大前田希千代。
結局、「見えざる帝国」の侵攻は大前田の屋敷をも消滅させる事になってしまったらしい。
『なんでよりによって隊長がいねえ時にこんな事になるんだよッ!?』
直前まで一人で修業をしていたからなのか砕蜂隊長は不在の様子。
この極限状態に隊長を頼り、恐怖に身をすくめる大前田だったのだが…。
そんな大前田にしがみつく小さな手が?
「…お兄様…行ってしまわれるのですか…?」
目に涙を浮かべて兄を引き留める次女・希代。
やはり家が一瞬で無くなると言う恐ろしい状況に一人残されたくはない様です。
「いいや 行ってくる」
そんな妹の姿に自分がやらなくてはならないと逆に決意を固めたらしい大前田。
「希代を護り 三郎も姉様も父上も母上も護り おとなりの権田原さんも金満さんも護り」
「そして瀞霊廷を護るために兄様は行かなくちゃならねえ」
「わかるな」
「兄様は 護廷十三隊だからだ」
妹の前で(前だからこそ)カッコつける大前田。
そんな兄を止められないと知り、泣き顔になる希代だったのだが…。
「…てめえは…!」
「砕蜂隊長の卍解を奪った――…」
何と、そんな大前田の前に星十字騎士団“K”BG9の姿が!?
仮面を付けた独特のいでたちのBG9。
ならば、隊長に代わって大前田がこの滅却師を始末するのか?
妹を護るためにも絶対に引けない二番隊副隊長・大前田希千代。
あるいはそんな部下の危機に砕蜂隊長が駆けつける事にでもなるのでしょうか…?
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