渡瀬悠宇の少年誌連載作品「アラタカンガタリ～革神語～」第２１７回です。
香り玉の力で性転換してしまった革たち。
風呂に入っていたころに現世アラタから連絡が入るが、実は夏休みで鬼伝説がある地域を回っていたのだが、望んだ収穫はなく家に戻ったのだという。
その一方で、織部は天通力を使える様になっており、彼女の協力で「ミチヒノタマ」を使った通信を成功させた革たち。
そんな中、学校に出かけたアラタをハルナワは全校集会を使って待ち構えるのだが…！？
「みんなにはこれから『鬼ごっこ』をして貰うよ…」
突如壇上に現れ、「鬼ごっこ」を宣言するハルナワ。
「『顕れたまえ』」
「『縛囚』」
いきなり劍神を出すハルナワだったのだが…。
何と、全校集会に出ていた生徒全員に「縛囚」の神意を仕掛けて来た！？
一度倒れたのち、ゆっくりと起き上がる生徒たち。
だが、すでにそれは「ハルナワの爪」によって操られた状態だったらしい。
まるでゾンビの様になってアラタに襲いかかる生徒たち。
「来んなイミナ！！」
「逃げろ――ッ！！」
そこに定期を忘れて遅刻して来た織部も姿を見せるのだが…！？
何やらゾンビ軍団の中に先生の姿が見当たりませんけど、結局先生は全校集会の前に始末されてしまったのでしょうか？
教師の知らないところで全校集会を開くというのもおかしな話ですし、もしかするとハルナワは教師を始末した後、勝手に全校集会の連絡をしたのかも知れません。
だとすると、このゾンビを始末した後に待っているのは学校閉鎖か！？
何とかハルナワを降したとしても負傷者を出す事になると思いますし、教師が全員抹殺され生徒も死傷者多数ともなれば大事件として報道されるはずです。
そうなればアラタたちもしばらくは学校には行けなくなるのかも知れません。
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