
鳥山明の新連載「銀河パトロールジャコ」第2回です。
島で一人生活をしている大森のところにやって来た宇宙人のジャコ。
何と彼は銀河パトロール隊員であり、宇宙船が壊れてしまい何処にも行けなくなってしまったのだという。
そんな彼の宇宙船の修理を請け負う一方、彼を一晩泊める事にした工学博士の大森。
ジャコはそんな彼からかつてタイムマシンを開発し、事故で妻を含む多くの犠牲者を出してしまった事を聞かされる。
一方、そのジャコによると3日後の午前10時頃地球のこのあたりに凶悪な宇宙人の飛行物体が来るらしい。
大森の話から地球人はおろかだと考え、「絶滅爆弾」まで使う事を考えるジャコだったのだが…!?
人間だけを絶滅させるカプセルの話を聞き、うっかり押してしまう可能性を心配する大森。
「心配は無用だ そんなミスをしたのはたった一度だけ」
充分心配過ぎるセリフを吐くジャコだが、その星の人間を絶滅させてしまい先輩にとってもしかられたのだと言う。
しでかした事の重大さにしてはアッサリした反応をするジャコ。
あるいは宇宙を守るという事は悪人をやっつけるという事であり、中には星ごと滅ぼした事もあって彼らの中では命が軽く感じられているのでしょうか?
「小さいのにたいしたもんだ」
そんなジャコの超パワーで宇宙船が移動するのを目撃し、改めて驚く大森。
「失礼な!前から3番めだぞ」
だが、ジャコの答えは大森の想定外のものだったか?
何と、背の順で3番めだと言い出したジャコ。
小学生の様な思い切り子供っぽい事を言い出すジャコですけど、こういうセリフは親しみやすくてなかなかいいですね。
そんなジャコの言葉から銀河パトロール隊員がわずか38名である事を知った大森。
知的生命体のいる星はそれほど多くはないらしく、それでも問題はない様なのだが…?
果たして、そんな彼らの真のパワーとはドラゴンボールのフリーザに対抗しうるレベルなのか?
一人一人の力がそのレベルにあるなら、単独で動いているのも納得出来る気がします。
ドラゴンボールとのつながりを最初から予感させているこの作品。
そのドラゴンボールのウイキによると宇宙には宇宙警察機構も存在しているが、フリーザやサイヤ人たちに対抗しうる戦力は有していないのだという。
だとすると、彼が絶滅爆弾を持って来ているのは、最悪場合人類ごとこれから来る宇宙人を抹殺するつもりだからなのでしょうか…?
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