
週刊少年ジャンプ連載「暗殺教室」第52回です。
一年以内に謎の怪物である担任の先生を暗殺出来なければ地球が滅亡するという重大な任を持つ暗殺教室こと椚ヶ丘中学校3年E組。
A組の成績アップを目指す五英傑だったが、そのリーダーである生徒会長・浅野学秀は理事長の実の息子だった。
E組に何か秘密があると考え、期末テストでA組全員がトップ50に入り、五教科全てでA組が1位を独占する事を条件に理事長を支配する事を目論む学秀。
その一方、図書館で渚たちと遭遇した五英傑たちは、彼らE組に対し、5教科でより多く学年トップを取ったクラスが負けたクラスにどんな事でも命令できるという条件での勝負を提案するのだが…!?
勝負の噂を耳にし、五英傑に確認を取る学秀。
「良いんじゃないかな そっちの方がA組にも緊張感が出る」
肯定的に捉える学秀だが、後でゴネられない様にルールは明確にするした方がいいのだと言う。
そんな彼の提案で勝った方が下せる命令はひとつだけで、その命令はテスト後に発表する事にした様子。
「『この協定書に同意する』 そのひとつだけだ」
だが何と、ひとつだけとは名ばかりで、全50項目ものE組がA組に従属させる内容を打ち出して来たのだ!!
その代わりにA組はE組に正しい生徒像を始動し、両者WinWinの地位協定だとキレイ事を言う学秀。
「生徒同士の私的自治に収まる範囲の軽い遊びさ」
「民法は大体修めてるから…その気になれば人間を壊す契約だった作れるけどね」
「軽い遊び」と言うには人間を奴隷扱いするという条件を平気で作る学秀。
成績のいいA組と最低のE組の勝負という段階で同年代とはいえ横綱と序の口の勝負であり、それを横綱の方から提案するというのはタチの悪いいじめにしか見えません。
そんな条件を同じ生徒に課している事をマスコミに知られたらどうなるのか?
逆に勝負に敗れて同じ条件を出されたらどんな反応をするのかも見て見たいところなのだが…?
「僕がこれを通して言いたいのはやるからには真剣勝負だって事だ」
「どんな相手も本気を出して向き合おう!!それが皆を照らす僕等A組の義務なんだ!!」
さわやかな顔とキレイ事の裏に腹黒い戦略と支配欲がある学秀。
それをみんなわかっていてついていっており、彼を信じて付いていけば勝てると思われているらしい。
まさしく理事長の息子であり、A組の絶対的エースだという学秀。
だが果たして、E組に負ける事態が発生した時、そのカリスマは地に堕ちるのか?
仮に敗北しないまでも僅差での勝利となった場合、彼のプライドは地に堕ちる気がします。
理事長との賭けではA組全員がトップ50に入り、五教科全てでA組が1位を独占する事を条件に出されている学秀。
渚たちとの賭けの方が現実的ではあるものの、理事長の条件を満たせなければ逆に理事長から思わぬ反撃を受ける事になるのかも知れません。
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