藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第７６回です。
地下室の水を絵の具にして描いた「絵」からその絵が飛び出し、「絵」の中に引きずり込まれたかつての泥努。
精神も肉体も調べられた泥努だったが、同時に泥努は侵略者の情報を収集する。
泥努の体に入ってこの地を調べる為、精神を破壊しようと最大の苦痛である姉の記憶を再現した水の生命体たち。
そんな侵略者を自らの意思で排除してしまった泥努だったのだが…！？
姉の記憶を踏みにじられた怒りから侵略首をはねのけてしまった泥努。
初のチャレンジでいきなり失敗した生命体だが、十億分の一の確率の不確定要素による想定外現象だと確信する。
再度試みる様のが答えであり、一番の合理だと結論付けた生命体たち。
再び布団で寝ている姉とそれを見守るかつての自分自身を見せられた泥努だったのだが…。
「何度やっても…無駄な事だ」
何と、子供の頃の自分の姿を縦に引き裂いてしまったのだ！！
「キサマ等の考えはわかっている」
さらに姉の姿をしたソレの首を絞め始めた泥努。
全く容赦ない泥努ですけど、作品によっては敵だと分かっていても大切な人の姿をしている為に攻撃が出来なくなるというケースもあるハズです。
泥努が触れた部分から自分たちの「意思」が吸い取られていくのを理解した生命体たち。
まさかの逆侵略を食らってしまった生命体ですけど、これだけ圧倒的であるのなら青一たちと「アノヒト」の為に戦っていたら相当の戦力になれたのかも知れません。
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