
ゲッサンにて連載中の島本和彦「アオイホノオ」通算109回目です。
気鋭のメカデザイナー出渕裕と初対面し、彼とは関係がない「ボルテスV」の話で盛り上がった焔。
連載一回目の原稿を三上さんにチェックしてもらった焔だったが、手を抜いているページを指摘されてしまう。
ミスの箇所ばかりではなく、絵が疲れている事を指摘され、困惑した焔。
そんな新連載の予告ページを目にし、責任の重さを改めて実感した焔だったのだが…!?
第一話の原稿を編集部に預け、大阪に戻って来た焔。
芸大の駐車場に停めてあるバイクを眺めていた焔だが、ずっと前からそのバイクが欲しかったのだという。
「初代1号ライダーのオープニングに出て来た感じのサイクロン号にそっくりな50cc…」
芸大のバイク置き場でソレを初めて見た時は感動で動けなくなる程にビビッたという焔。
『俺が小学生の頃から…かれこれ10年近くも、この形で…いてくれて…』
『留まっていてくれてありがとう』
モデルチェンジしなかった事に感謝する焔ですけど、10年も変化が無いというのは商売的にはそのデザインで上手く行っているという事なのでしょうか?
「それを俺は――買う!」
新人コミック大賞受賞後、第一作「華麗なる挑戦者」を描いた原稿料で堂々と買う事を宣言した焔。
別にライダーごっこがしたいわけではなく、これから漫画の中で描かなくてはならないバイクにも少しはリアリティーが出るかも知れないと考える焔ですけど、結局三上さんに指摘された事が購入決意のキッカケになったのかも知れません。
『ああ…カッコイイ…』
仮面ライダーの最初のOPを必死で視聴した奴でないとこの良さは分からないと考える焔。
『再放送のある度ちゃんとTVの前に座り真剣に鑑賞した奴でなければ…』
「それは俺だ!」
ライダーに真剣な者ほどバイクの良さがわかるとでも言いたげな焔ですけど、普通にバイクが好きで買った人の方が多いんじゃないのかな?(笑)
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