週刊ヤングマガジン連載・岡本倫「パラレルパラダイス」第２２回です。
陽太の虐めでスイッチが入り、第２ラウンドを要求して来たリリア。
そんな彼女の首にアザが出来ていない事に気付いた陽太は呪いが解けていない可能性を考慮する。
仲間たちの痴態を見た事から自分は交尾しないと、プライドの高さを見せて来たハル。
そんな彼女に予期せぬ崩月が訪れ、死のカウントダウンが始まってしまったハルだったのだが…！？
頭についていたものに加え、胸元の飾りも砕け散ってしまったハル。
予想外に早く訪れた崩月だが、ならば成すべき事があるのだという。
倒れながらその場から去ろうとしていた陽太を呼び戻したハル。
一体何があったんだと驚く陽太ですけど、初めて見る現象を前に出来る事は何もありません。
「崩月が…来てしまった…」
予想以上に早い崩月に何の対処も出来ずにいたハル。
手が溶けてしまうそれは前作「極黒のブリュンヒルデ」の薬切れによる死を思い出させます。
あるいは、前作でやり残した事をこの作品でやろうという作者の意思の表れなのか？
自分でもどうする事も出来ず、ルーミたちを呼び寄せた陽太。
都合よくクインテットが集結となった様ですけど、事態が事態だけに他の住人達も集まって来てもおかしくなかったかも知れません。
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