
ゲッサンにて連載中の島本和彦「アオイホノオ」通算107回目です。
自分に何が出来るかを考え、原作をベースにしてそのパロディー漫画を得意なギャグ入りで描く事にした焔。
三上さんから連絡が入りゴーサインをもらった焔だったが、何と肝心の原稿を雁屋先生には「見せらけるわけがない」のだという。
それでも自分が全部受け止めるという三上さんの言葉を信じ、さらに自分で修正まで入れた焔。
タイトルが「風の戦士ダン」に変更され、多くの人に謝罪しながら原稿を描き上げた焔だったのだが…!?
完成原稿を手に再び東京にやって来た焔。
東京まで新幹線で行き、山手線で神田まで行き、そこから無駄な乗り換えをして中央線で御茶ノ水駅に行ったという焔ですけど、そんな細かい事まで島本先生は覚えているの?
「アオイホノオ」を読んでいると当時の事を詳細に覚えている事に驚く事が多いですけど、電車の無駄な乗り換えとか、そんなの普通は忘れて当然なんじゃないのかな?(笑)
神田神保町の小学館に向かいながらさだまさしの「檸檬」の歌が頭に流れた焔。
以前は歌詞の意味が全く分からなかったという焔だが、御茶ノ水に来ると「あれはそういう歌だったのか」と思うらしい。
『喰べかけの檸檬 聖橋から放る』
『快速電車の赤い色が それとすれ違う』
そんな歌詞にある場所に立ち衝撃を受けた焔。
「さだまさしは…こんな所からレモンを投げたのか…こんなに人の目の多い所で線路に向かって…」
「俺にはできん!!」
人に迷惑になる事を考え、とても投げられないと考えた焔。
ホーム側も上の橋側も人、人、人でごった返しであり、全くゴミを投げる場所ではないと感じたらしい。
『いやしかしそんなことで躊躇していては…さだまさし(まっさん)に笑われてしまうぞ!!』
『いつか俺も…きっと…必ずここからかじりかけのレモンを一回は投げよう!!』
何も実行しないくせに口だけは偉そうな批判だけの人間になってしまわないようにと考えた焔。
ゴミの不法投棄を誓った焔ですけど、これって結局実行したのかな?
わざわざここに書いたという事はやり遂げたのかも知れませんけど、誰かに見られて「新人漫画家ゴミを不法投棄」とか一部で騒がれたりしなかったのでしょうか?(笑)
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