
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第64回です。
新たな魔法使い・初菜の出来心から鉄塔から落下する危機を迎えてしまった良太。
何とか初菜を鉄塔に戻したものの、パイプが外れ自身は転落してしまう。
だが、そんな良太の死を予知した佳奈たちによって無事救出。
命がけで自分を救い、笑顔で全てを受け入れる良太に対し、いきなりキスをする初菜だったのだが…!?
『ねぇ これ一体何なの?』
果たして寧子やカズミにとって、彼女は招かれざる客だったのか?
お礼と称して良太をマッサージする初菜。
そんな様子を黙って見ている寧子とカズミだが、汗をかき目つきも鋭く、かなりイライラしているらしい。
それでも止める事が出来ないのは彼女が「お詫び」だと言っているのももっともだと思ったからなのか?
『…なんだこれ…背中に当たる股間が気になって…マッサージどころじゃない…』
対する良太もマッサージをされている気分ではなかった様子。
というより、もしかして今仰向けになったらアウトなのかな?(笑)
『おれのファーストキスだったのに…別にいいけど…』
その一方で、ファーストキスを奪われた事を気にするものの、同時にまるっきり嫌だったとも言えない様子。
寧子に見られた事だけが問題であり、高校生らしい反応と言えるのかも知れません。
そんな初菜を牽制し、家に帰る様に言うカズミだが、友達だった女の子に復活するところを見られてしまった以上今更戻れないのだという。
みんなと一緒に天文台で世話になるという初菜だが…だとすると、いずれ良太たちの学校に転校という形を取る事になるのでしょうか?
「お風呂で背中流してあげる」
更なる爆弾発言に動揺を隠しきれない寧子。
「初菜いい加減にしろ!!」
「そもそもおれはお前と付き合うなんて言ってないだろ!!」
寧子が外に行ってしまった事に慌てて初菜を止めようとする良太だったのだが…!?
良太の反応に一瞬固まり、結局お風呂は冗談という事にした初菜。
これは…良太が好きなのは寧子だと感づいたのか?
だとするとかなりカンの良い子であり、良太に対する過剰なスキンシップもカズミなどライバルが多い事を見抜いての行動だったのかも知れません。
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