
原作・稲垣理一郎&作画・Boichiによる週刊少年ジャンプ連載「Dr.STONE」第8回です。
全人類が石化し、西暦5738年に復活を果たした大樹たち。
司に勝つためには火薬を作るしかないと考えた千空だったが、原料を手に入れる為に約80km先の箱根を目指して出発する。
右腕を失った鎌倉の大仏を確認し、箱根の天然温泉に到着した大樹たち。
一方、司も彼らが箱根に向かったと確信し、行動を起こすのだが…!?
千空が火薬のための硫黄を採掘している間も温泉に入り続けていた大樹と紅。
石化中の出来事を紅に話そうとした大樹だが、当の紅はクスノキの下で大樹が何を言おうとしていたのかが気になっていたらしい。
そんな紅に対し、石化している間、ずっと続きを話そうと思っていたと言う大樹。
「だが今!この逃げ場もない極限の石の世界で それを伝えるのは 男として卑怯な気がしてならん」
いきなり否定から入った大樹だが、かつての世界で彼が何を言おうとしていたのか、紅も理解していたらしい。
「俺たちは文明を取り戻す!人類をみな助ける!!」
「その時こそ!3700年ごしで 俺の話の続きを聞いてくれないか 紅!」
かなり困難な事を目標に掲げ、話の続きを先延ばしにした大樹。
そんな彼の思いを理解する紅ですけど、人類救出はともかく、文明の復活にはかなりの時間がかかりますし、普通に考えれば「話の続きは老いてから」という事になってしまう気がします。
それでも大樹を信じる紅ですけど、こんな世界にならなければもっと簡単に恋人同士になれたのかも知れません。
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