高橋留美子「境界のＲＩＮＮＥ」第３６２回です。
時々手間のかかる物件が持ち込まれるというあの世の命数管理局。
立体パズルの様なものを渡された架印だが、からくり箱になっているそれには作った頑固な職人の霊が入っているのだという。
ちゃんと開けて取り出さなければ浄霊出来ないと言う局員たち。
「きみ、頭いいだろ？」
頭の良さを買われてパズルを託されたらしい架印ですけど、中卒であっても学力は高いという評価なのかな？
そんなからくり箱を手にし、表面のパズルを完成させると開くと解釈した架印。
自宅に持ち帰って作業しても残業手当が出る上に開けたらボーナスが出ると言われて即決した架印ですけど、家での作業に手当が出るというのはどういった計算になるのかな？
完全に申告制になってしまう気がしますけど、寝る間も惜しんで作業を続けたと主張すればフルで受け取る事も可能なのか？
その一方で、作った霊本人が閉じ込められているというのも何か不可解ですね。
誰かに閉じ込められたと考えた方が自然ですし、もしかするとまだ表面化していない事件が隠されているのかも知れません。
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