
藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第43回です。
自分に起きた事件の全てを緑朗たちに伝えた青一。
弟・マコトの不在を気に掛ける総理たちだったが、空間を移動中に敵に襲われ、機体の外に出てしまったのだという。
旅客機から飛ばされる中、「あのヒト」との約束を守る為、必ず<双亡亭>に行くと再会の約束をしたマコト。
そんな兄弟の誓いの為にも青一を一刻も早く<双亡亭>に届ける事を約束する歴代総理たちだったのだが…!?
沢山のパトカーにガードされ、斯波総理たちと一緒に公用車で<双亡亭>に向かう事になった青一たち。
事情が分かったからには一刻も早く届けなければならないと言う桐生防衛大臣ですけど、姉がすでに先に突入している緑朗としては時間のロスは想定外だったか?
そんな緑朗だが、総理たちは連れていくのは問題があると感じた様子。
<双亡亭>に対抗出来る力を持つ青一は全力で支援するが、一般の小学生である緑朗は危険だと判断したらしい。
何とか連れて行ってもらおうと総理に願うも絶対にダメだと言われてしまった緑朗。
「ラクロ…イコウ…」
そんな緑朗に同意する青一だが、緑朗は自分が守るのだという。
緑朗の悔しさを晴らす為、<双亡亭>が壊れるところを見せると言う青一。
そう言われて安堵の表情を浮かべた総理たちですけど、自衛隊が乗り込む様な場所に小学生を連れて行っていいはずはないですよね?(笑)
簡単に<双亡亭>の侵略者たちを倒せるだろうと言われて表情が歪んだ青一。
<双亡亭>は今までやっつけていた侵略者たちが待っているハズなのだが、空間の先から見た<双亡亭>は戦って来た間も感じた事がないくらいムカムカして悪くて悪くて何だか良く分からないが気持ち悪かったのだという。
あそこにいるのは自分が知っている敵ではないかも知れないと言う青一。
「トッテモトッテモ ワルイ…ヨカンガスル!!」
かなり危険なものを感じているらしい青一ですけど、宇宙からの侵略者を取り込んだのは<双亡亭>の方であって、その結果より凶悪な存在になったのだとしたらさすがの青一もかなり手こずる事になるのかも知れません。
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