
藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第34回です。
凧葉の機転によりカークとマックスを仕留める事が出来たアウグストたち。
一方、青一の身に起きた事件を聞かされた歴代総理たちだったが、陸地に降り立ったものの白い海に水没してしまったのだという。
それでも何故か苦しむ事は無く、そればかりか自分の家と同じものが出現するのを目撃した青一たち。
その玄関の扉が開き、「アノヒト」に遭遇したという青一だったのだが…!?
見知らぬ場所の「自宅」の前で謎の液体が人の形になるのを目撃した青一たち。
何と、それは青一の祖父の姿だった!?
北海道で会うはずだった人物を目にするも、とても受け入れる事が出来ない青一の両親。
妻の雅子という名前まで認識していた祖父に似た生物ですけど、相手を安心させる為によく知っているものに変身するというのは「寄生獣」などを思い出せます。
子供の頃の思い出まで所有し、いつも食べているカステラをくれた祖父。
なじんだ味に安心する青一たちですけど、これは生命体が作り出したものなのかな?
食べていると錯覚させているとしたら知らないうちに飢えてしまいますけど、自在に何でも作り出せるとしたらそれこそ仲良くなれば一生困らない気がします。
まあ、それは元の世界に無事に戻ってこその話ですけどね。
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