
あだち充のゲッサン連載「MIX」第55回です。
ついに無得点のまま延長戦に突入した準決勝・明青学園対東秀高校。
投馬を交代させる事も考えた大山監督だったが、同じ様にかつて一年生エース澤井がケガで退場した時にマウンドに上がったのは他ならぬ投馬の父・立花英介だった。
偶然も重なり勝利投手になりかけたという英介。
延長に入って調子を上げる投馬が三田のピッチングから学んでいる事に気が付く走一郎だったのだが…!?
延長十三回裏に突入し、依然として無失点で抑え続けていた投馬。
そんな投馬の投球に注目する三田だが、その投球フォームには感じるものがあった様子。
「――そうだ それだよ」
投馬が自分のチームメイトを三振に仕留めるのを見て普通に合格点を出した三田。
普通の野球好きになってしまった三田ですけど、それだけ投馬のピッチングには見る物があると言えるのかも知れません。
その上で、まだ自分と投馬には距離があると自覚する三田。
そう言われても心配が尽きない東秀の監督ですけど、三田抜きの来年の対戦ではかなり厳しい事になると感じたのかも知れませんね。
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