
別冊少年マガジン連載「UQ HOLDER!」第130回です。
さて、世界を救った英雄ネギ・スプリングフィールドの孫と呼ばれ、不死人一家“UQ(悠久)ホルダー”ナンバーズ・NO.7の称号を持つ近衛刀太。
精神体の様な姿になり、百年近く昔の「ネギま」の世界に送られた刀太だったが、そこで見たのは楽しそうに生活しているかつての雪姫の姿だった。
かつての彼女を知る機会を与えてくれたアルビレオ・イマに礼を言う刀太。
だが、いきなり「始まりの魔法使い」ヨルダ・バォトが現れ、絶体絶命の危機に陥ってしまった刀太だったのだが…!?
ボロボロの雪姫を抱きながら始まりの魔法使いと対峙した刀太。
そんな刀太を意識が朦朧としながら見ていた雪姫だが、かつて何度か彼と会った時の事を思い出していた様子。
1648年の中央アジアで魔王として再会し、堕ちた姿を晒した事もあった雪姫。
「時の継ぎ目が閉じたか…あいつは結局何者だったのか…」
この時代を最後にして現代に至るまで会っていなかった両者だが、当時の彼女はすでに「おそらくは未来のいつかに私が出会う少年」だと感じていたらしい。
百年ぶりの再会を喜ぶも、未来で再び会える時までただ荒れ野を歩き続けなくてはならないと理解した当時の雪姫。
「けれど…できうるなら…本当は…」
「本当は一緒に 一緒にいて欲しかった…」
何と、記憶が混濁したのか、刀太の前で泣きながら本心を晒してしまった!?
かつてない弱気な姿を晒した雪姫。
また随分と女の子な表情を見せた雪姫ですけど、週刊連載時代には見られなかった表情です。
そんな彼女の辛さを実感したのか、裸のまま抱きしめずっと一緒にいると誓う刀太。
そこで改めて自分が赦されない存在である事に気付いた雪姫ですけど、今始まった悩みではないですし、彼女のこの苦悩はこの先もずっと続く事になるのかも知れません。
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