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Channel: いけさんフロムエル
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「MIX」~どろぼうなんだよ、あいつは!貧乏クジの記憶と変貌のエース!!

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mだよな1

あだち充のゲッサン連載「MIX」第54回です。

ついに無得点のまま延長戦に突入した準決勝・明青学園対東秀高校。
複雑な気分で試合を観戦する三田亜里沙だが、もしかしたら高校野球最後の試合になるかも知れないと兄に言われて来たのだという。
一方、投馬を交代させると言い出した大山監督だったが、走一郎が責任を持つ事で続投が決定する。
三田が上げてくれたハードルのおかげで知らない内に限界を超え、本日最速の148kmを記録した投馬だったのだが…!?

無得点のまま延長戦が続き、試合を待たされる事になった西村監督。
かつての浅倉南のシルエットをとある女生徒に見た西村ですけど、やはり今でも忘れられない存在なのかな?
『今度生まれて来るときは幼なじみになろうね』
懐かしいセリフを思い出す西村ですけど、何だかすでに南が亡くなっている様にも聞こえますね。

試合は延長十二回に突入し、投馬も何とかここまでゼロで押さえる事に。
その投馬を交代させる事を口にした監督だが、交代したらそれで試合は終わりになる事は分かっていたらしい。
そんな敗戦の責任を背負う貧乏クジを誰に引かせるつもりだったのかと娘に質問された監督。
そんな監督が思い出したのはまさかの投馬の父・立花英介だった!?
かつて一年生エース澤井がケガで退場してしまい、急きょ登板する事になった英介。
準々決勝0-0の均衡した場面で出る事になってしまった英介ですけど、父が味わった苦難を息子が与える側になっているのはちょっと面白いですね。

誰でも緊張する場面でリラックスする言葉をかけた大山捕手。
誰も期待していないと言われてすっかりリラックスする英介ですけど、程度はあれ、この単純さは投馬にもしっかり受け継がれている様な気もしますね(笑)。

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