平野耕太のアワーズ連載「ドリフターズ」第６２回です。
迫り来る黒王軍に備え、兵たちに寸刻を惜しんで地面を掘らせた信長。
長篠の戦いを想定する信長だったが、黒王軍の戦は大軍の典型なのだという。
黒王は個軍であり、個軍は一度大敗すると再建出来ないと、ここで潰すと宣言する信長。
そんな中、ワイルドバンチから連絡が入り、黒王軍の襲来を知った豊久たちだったのだが…！？
ついに黒王の本軍をその目にした豊久たち。
「竜に巨人に大軍勢…！！十月機関の言った通り…！！」
戦慄が走る一同だが、それでもサムライたちは負けるつもりはない様子。
一方、そんな豊久たちが築き上げた砦を見た光秀だが、すぐに「ながしの」である事に気付いたらしい。
「奴の常套手だ 信長 奴はいつも己に優位な状況を作る」
信長の力を誰よりも認める光秀。
何よりも信長を殺す事を目的とする光秀ですけど、本人を直接前にしたら今の立場を放り出してしまうのかどうかは気になるところ。
「滅せぬ者のあるべきや だ」
どんな相手だろうと必ず殺せると、今回の戦いに自信を見せる信長。
「滅せぬ者のあるべきや」
そんな信長と同じセリフを信長個人に対して使う光秀ですが、黒王の大軍と信長個人が同等に語られている様でちょっと面白いですね。
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