
高橋留美子「境界のRINNE」第341回です。
十文字の仕事でお祭りにやって来た桜たち。
珍しく最初からりんねを誘っていた十文字だが、浴衣のレンタル料までおごったのだという。
そんな珍しく気の利いた十文字だが、依頼主の町内会の話によるとここ数年縁日の屋台で買い物をした客たちが怪異に襲われているらしい。
それが一体どういうものなのか説明を聞くまでもなく、ケンカをしているカップルたちと遭遇した桜たち。
その原因がお好み焼きの屋台にある事を突き止めた一同だったが、カップルの側に霊体がいる事に気がつく事に。
『今…なにが起こった!?』
カップルの雰囲気が突然悪くなったのを確認したりんねたち。
それを見るや、急用を思い出したからと、りんねに五百円を預けて十文字が帰ってしまった?
まさかの十文字の気使いにセレブの楽しいお祭りデート気分を味わったりんね。
買ったお好み焼きと桜と分ける事にしたりんねだったのだが…。
何と、いきなり霊が現れて、ソースをなめ取ってしまったのだ!!
自分の分として大きく分けてもらった部分にソースが無くなり、衝撃を受けたりんね。
「なるほどこういう事だったのか」
そこに再び現れた十文字だが、どうなるのかりんねたちを使って試していたらしい。
客たちがケンカになったのは霊のせいであり、霊が見えない人たちにすればソースがかかっていない方を勧められた事になり、激しく失望するのだという。
相手に抱いた幻滅と不信感はぬぐい去れず別れる事になってしまうらしい。
そこまで聞いて自分が誘われた理由を知ったりんね。
つーか、ソースが消えた事ばかり気にしてますけど、霊がべろっとなめた事は問題じゃないの?
霊が見えなければそれまでですけど、りんねたちはみんな見えている訳ですし、普通に食べられなくなる気がします。
まあ、貧乏なりんねは人の唾液なんて問題じゃないというのなら何も言う事はありませんが(笑)。
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