
吉河美希の少年マガジン連載「山田くんと7人の魔女」第216回です。
紺野つばさ・萌黄ことり・筑紫愛子・清集院桃子・菊池アカネ・姫川そらたち魔女の能力をコピーする力を持ち、私立朱雀高校に通う超常現象研究部3年生の山田竜。
ポエムが作れず悩む潮だったが、創作の基本がなってないとノアに酷評されてしまう。
己を曝け出すことが大事だと言われ、寧々に正面からぶつかって行った潮。
雨の中、土下座までして後悔する中、玉木と顔を合わせる事になった潮だったのだが…!?
ポエム部を訪れた生徒会長の玉木。
何と、悠理だけでなく詫摩まで連れて来たらしい。
狭い部室に5人も入り、すし詰め状態になってしまった潮たち。
生徒会室は寧々たちが使っているそうで、内密な話をするにはここが都合がよかったのかも知れません。
儀式により失くした記憶は戻るのかを確認する為に集まってもらったと言う悠理。
いつ誰が何のために消したのかわからない為、儀式では戻らない可能性もあるのだという。
そんな事態解決の為に2人の7人目の魔女を揃えたらしい玉木。
将棋部では一緒にいた詫摩と潮ですけど、生徒会の協力者として揃うのは初めてかな?
潮側の魔女はナンシーが一度儀式をしているため使う事が出来ないという潮。
自動的に詫摩側の魔女を使うしかないと考える一同ですけど、潮はやっていない訳ですし、コピーした事で普通のルールが適用されない可能性はないのかな?
そんな中、儀式を使えば記憶は戻ると断言して来た詫摩。
全校生徒の記憶を一定の期間くまなく消すには儀式を使う以外に方法がないのだという。
儀式によって消されたなら儀式によって戻せると理解する玉木たち。
だとすれば西園寺リカも知らなかった事からそれ以前の魔女による儀式という事になるはずです。
慎重に対処するはずが一転して前向きになった玉木に疑問を持つ詫摩たち。
「僕はただいつでも動けるよう準備をしておきたいんだ…」
「最終的な決断は…彼に委ねようと思っている…!!」
何と、準備だけ進めて山田に全てを託すつもりでいた玉木。
どうやら山田がその気になったらその日のうちに儀式を起こす事が出来る様にするつもりの様ですけど、何だかその時は一刻を争う様な事態になっている様な気もします。
その日に向けて万全の体制を整えようとする玉木。
これで儀式ではなく、誰も知らなかった別の手段によって記憶が消されていた場合、儀式が有効になるのかどうかは気になるところです。
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