
平野耕太のアワーズ連載「ドリフターズ」第61回です。
戦いに運命を感じる豊久に対し、それを完全否定した紫。
チェスにルールがある様に駒はルール通りにしか動かないと豊久の考えに同意したEasyだったが、人を駒扱いする彼女に紫は激怒する。
彼女が言う駒が駒でなくなる時が来る事を予感する紫。
一方、迫り来る黒王軍に備え、急ぎ準備を進める信長たちだったのだが…!?
兵たちに寸刻を惜しんで地面を掘らせた信長。
その形を瞬時に理解した豊久だが、信長は長篠の戦いを再現するつもりでいたらしい。
「俺達はにわかに集った雑軍だ 百姓一揆に毛の生えた弱兵にすぎん」
「弱兵がまともに戦うには土と木で支えてやらねばならん」
「俺は野戦築城こそ戦場の粋だと思っとる」
流民兵の連合を右手の山上に布陣し、山上の普請をさせているという与一。
そんな様子に笑みがこぼれる豊久ですけど、戦場に運命を感じた自分が間違ってはいなかったと理解したのかも知れません。
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