
藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第13回です。
学校からの通報を受けて緑朗と青一を確保に来た特殊災害対策室。
だが、彼らの目的は2人を斯波総理大臣に面会させる事だった。
一方、<双亡亭>破壊プロジェクトの説明会を終えた紅は彼女をよく知る同業者たちと対面する。
クセモノたちに振り回されつつも、ついに<双亡亭>に到着した刀巫覡・柘植紅だったのだが…!?
<双亡亭>破壊のために集められた第一陣部隊の一人として、厳重に警備された<双亡亭>に向かった紅。
そんな彼女に心苦しい気持ちを抱えていた凧葉だったが、前の夜は自分が世話になっている友人・小高のアパートに紅を連れ込んでいたらしい。
女子高生が一人で公園で寝ようとしているのを見て心配になったらしい凧葉。
その格好といい、かなり世間の常識から外れた紅ですけど、何だか青一より古い時代の人間にも見えます(笑)。
そんな凧葉を部屋に受け入れている友人だが、紅と入れ替わりで2泊3日の山登りに出かける事になっていたらしい。
留守番を頼むはずの凧葉が女子高生を連れてきたのを見て泣きながら出発してしまった小高。
ある意味かなり気が利いた友人ですけど、自分のベッドで友人が若い女の子とイチャイチャしていると考えたら気が気じゃないんじゃないかな?
シーツに変なシミでもついていたらいくら友人であっても追い出していいかも知れません(笑)。
そんな気になる2人だが、ベッドを紅が使い、何と凧葉は風呂場で寝る事になったらしい。
またとんでもない場所を寝床にした凧葉ですけど、要するに友人のアパートで部屋に区切れがあるのは風呂場だけだったという事なのかな?
そんな場所でまともに寝られるのか疑問ですが、実はこれって作者自身が経験した事だったりするのでしょうか?
臨時で入ったアシの寝床を確保するのに風呂場を利用するなんて何処かで聞いた話ですし、もしかするとこういった貧乏くさい場面で作者の経験が活かされているのかも知れませんね(笑)。
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