
吉河美希の少年マガジン連載「山田くんと7人の魔女」第208回です。
紺野つばさ・萌黄ことり・筑紫愛子・清集院桃子・菊池アカネ・姫川そらたち魔女の能力をコピーする力を持ち、私立朱雀高校に通う超常現象研究部3年生の山田竜。
学年末の「球技大会」を思い出したという委員長だったが、そこで山田が女子と親しくしていると大騒ぎになったのだという。
そんな中、安全が確認出来ないからと玉木に記憶を戻す作業の一時中止を言い渡された山田。
それでも諦めきれず、球技大会の日に謎の写真が送られてきていた事を確認し、その相手と会う事にした山田たちだったのだが…!?
教科書を拾った事にして謎のメール相手と会う事にした山田たち。
男の可能性も考えていた山田だったが、何と普通に女の子だった様子。
ならば彼女が元カノなのかと警戒する山田。
そんな彼女に文面で男だと思ったと思っていた事を伝えた山田だが、単にメールが苦手なだけだったらしい。
「どうして私のメアド知ってるんですか?」
相手を知らないのにメールして来た事がバレてしまい、余計に警戒される事になってしまった山田。
知っているヤツから聞いたとフォローする宮村ですけど、その相手の名前が言えなくては余計に怪しまれるだけです。
教科書だけ預かってさっさとこの場を退散しようとした少女。
生徒会の備品で政経の教科書を用意していた宮村だが、偶然なのかそれで問題なかったらしい。
何とか話を聞いて欲しいと、彼女の手を掴んだ山田。
だが、その時見せた彼女の表情におもわず手を離してしまう。
「あいつじゃない…!!」
「俺が付き合ってたのはあいつじゃない…なんとなくだけど…そう感じる」
何やら説明のつかない確信を得たらしい山田。
うららや姫川だったら絶対に見せない嫌悪感のある表情だっただけに、ショックを受けて余計にそう感じたのかも知れません。
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