
高橋留美子「境界のRINNE」第325回です。
鉛や鉄などのお安い金属を高価な金に変える中世ヨーロッパの最先端技術・錬金術。
それを可能にする夢のアイテム「賢者の石」がオークションに出たのだという。
それを父親が落札し、りんねたちに見せた十文字。
本物かどうか息子に確かめてもらうために送ってきたらしい父ですけど、自分でも本物かどうかも怪しいものを競り落としたの?
そんな相変わらず息子に何でも送ってくる十文字の父ですけど、金をかけてまで手に入れたものを息子に丸投げするって、何がしたくてオークションに参加したのかよく分かりませんね(笑)。
自分も賢者の石には興味があり、その石からは霊的なものを感じるらしい十文字。
そんな場所に同席していたりんねだが、十文字にアドバイザーを頼まれた姉祭先生が呼んでいたらしい。
いつもの様にのぞき玉を使っていた姉祭。
何と、そこには黄金色の光の中にいるりんねが映っていた!?
『貧乏なおれが黄金に包まれる日が来るなんて!』
「りんね様、ぼくたちお金持ちに」
感激するりんねと六文ですけど、そもそも賢者の石は十文字のものですし、今にして思えば光の中のりんねが特別興奮していないところからして疑問に思うべきだったのかも知れません。
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