
週刊ヤングジャンプ連載「ボクガール」第105回です。
猛と顔を合わせ、突然涙を流してしまった瑞樹。
そんな瑞樹がずっと不安な気持ちを抱えていた事を理解した猛は何と「好きだ」と告白してしまう。
最後の最後になって猛の本心を知り、動揺する瑞樹。
そんな瑞樹の姿に何かを感じたのか、強く抱きしめた夢子だったのだが…!?
「瑞樹君 何か…あったの?」
普段と違う雰囲気に何かを察したらしい夢子。
ようやく正気に戻って離れた瑞樹だが、そんな瑞樹を放さない様に夢子は手を握る事に。
そんな彼女を前にして言いたかった事が言えなくなってしまった瑞樹。
猛に会ってさえいなければ心にわだかまりを抱えつつもそのまま告白していたのかも知れません。
気持ちはずっと変わらないと思っていたのに決められなくなってしまったと言う瑞樹。
「これが最後のチャンスなのに どうしていいか…わからないんだ」
「ごめんなさい…」
何に対する謝罪なのか、涙を流した瑞樹。
「誰にも…謝らなくていいんだよ!」
「私は 男の子でも女の子でも…瑞樹君が好き」
そんな瑞樹にどんな姿であっても受け入れる意思を示した夢子ですけど、これは瑞樹にとっては最良にして最大の告白だともいえます。
瑞樹は男女どちらの良さも持っており、誰のためでもなく自分が生きたいと思う道で構わないと言う夢子。
理解のある言葉で励ます夢子ですが、猛同様に瑞樹が男に戻れるとは思っていないはずですし、実際のところは女として生きていく事に不安を感じている瑞樹に勇気を与えようと考えての言葉だったのかも知れません。
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