
藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第2回です。
今週は先週に引き続き巻頭カラーで登場しました。
いよいよTVアニメ「うしおととら」最後の第3クールが早い地域では4/1より始まります。
全33巻という長い原作をアニメにするには3クールはあまりにも短すぎますけど、何らかの形でカットされたエピソードのアニメを見る事は出来ないのでしょうか?
それこそOVAの形で出す事は可能だと思いますけど、この「双亡亭壊すべし」のコミックスが出た時にアニメDVDを付けた限定版を出すというのもひとつの手かも知れません。
最も、その時には「双亡亭壊すべしの方をアニメにした方が」なんて話にもなっちゃうかも知れませんけどね(笑)。
さて、東京・沼半井町に佇む奇怪な屋敷「双亡亭」。
幽霊屋敷として有名なその屋敷の一角に引っ越してきた少年・緑朗と出会った凧葉務だったが、いきなり緑朗の父が双亡亭で亡くなってしまう。
一方、そんな「双亡亭」と因縁浅からぬ斯波総理大臣は双亡亭への異例の空爆を指示するが、屋敷は傷つかずに残されてしまう。
その直後、羽田空港に45年前の行方不明機が現れ、謎の生存者が確認されたのだが…!?

突然の空爆で住む場所を失ってしまった凧葉務。
あまりの総理の暴挙に怒りまくる報道陣だったが、最初から予定されていたのか、総理は「双亡亭」を映していかに異常な事が起きているのか国民に伝える事にしたらしい。
正に国家的問題にしてしまった総理ですけど、何やら早くも最終決戦に突入してしまった様にも見えます。
一方、前回ラストに登場した謎の女性だが、今回の被害者である緑朗の身内だったらしい。
大分県久重山で体を清めていた紅。
「おばあさま」に挨拶する紅だが、「双亡亭」は世の神職・仏道・祈祷といった者たちには有名な存在であり、紅も連絡を受けて驚いたのだという。
そんな紅でも手に負えないと、行かなくても良いと言うおばあさま。
だが、父と緑朗が害されたとあっては彼女としても行くしかないらしい。
そんな紅ですけど、父と弟とは長く離れていたのでしょうか?
「その道」に就いていたのであれば父が双亡亭に引っ越す事など阻止する事が出来たはずですからね。
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