
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第175回です。
絶体絶命の危機に現れ、カズミを救った土屋。
そのカズミに導かれた良太たちはもう一人のグラーネ・小鳥と遭遇する。
ロキがヴァルキュリアを食ってしまったら手が出せなくなる為、寧子を殺す事を考えた小野寺。
その小野寺が良太たちの前に現れ、魔法を発動させる寧子だったのだが…!?
今まではフリストを殺さない様にしていた為、決して本気ではなかったと主張する小野寺。
そんな怒りの小野寺だが、結局彼女はヴァルキュリアとは違うのかな?
ハーネストなどから普通にヴァルキュリアなんじゃないかと思ってましたけど、一度も断定してませんし、そもそも彼女がヴァルキュリアならフリストを用意する必要もなかった事になります。
魔女が研究所で所長の地位を得ているのも変ですし、予想するに研究員だった彼女が自分の身体を使ってヴァルキュリアを作ろうとしたが未完成に終わったといったところなのかも知れません。
魔法を交えた肉弾戦が展開する中、右脚を失った寧子。
だが、瞬時に再生してしまい、どうやらかつての能力を全て復活させた様子。
そんな中、何の為に寧子を殺そうとするのか質問した良太。
「ロキはヴァルキュリアを捕食すると完全体になるんだよ」
小野寺に代わって質問に答えた五十嵐ですけど、彼も戦いを見ていて今のままではちょっとラチが明かないと感じたのかも知れません。
ロキが完全体になったら人類は簡単に滅ぼされると言う五十嵐。
5万年前に宇宙を支配した神族でさえ自分たちの滅亡と引き換えでしかロキを閉じ込められなかったのだという。
そんなロキを復活させようとしている神祇官が理解出来ないらしい小野寺。
阻止するためにはヴァルキュリアをイジェクトして消してしまうのが一番だという小野寺ですが、その理屈なら自分のコマであるフリストも早めに処分した方がいいはずです。
そんな小野寺に対し、自分は食べられないから大丈夫だと言う寧子。
「だって私はこの世で一番強いもの 宇宙一よ」
自信満々の寧子ですけど、それは相手の力量を測った上での感覚なのかな?
今後も寧子の力に頼る事は多いと思いますし、彼女に自信があるのはいい傾向なのかも知れません。
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