
荒川弘の少年サンデー連載「銀の匙 Silver Spoon」第114回です。
アキを大学に行かせる為に勉強を教える傍ら自ら会社を立ち上げる事になった大蝦夷農業高等学校・酪農科学科3年生にして馬術部・副部長の八軒勇吾。
最後のエゾノー祭の準備を進める一方、八軒たちは競馬場で売るピサの件で悩んでいた。
そんな中、駒場から連絡をもらい、兄・慎吾を紹介する事になった八軒。
西川の協力を得てPCも手に入れ、独自に勉強を開始した駒場だったのだが…!?
エゾノー祭で「じゃがバター」の屋台をやる事になったという別府たち。
今年は「インカのめざめ」が豊作だった為それを使うのだという。
茹でたインカに加塩バターをのせて売る事を考えていた別府たち。
その一方で例によってチラシ作成を担当する西川ですけど、最早彼は何をしにエゾノーに来たのかよく分からないですね(笑)。
「インカのめざめ」のインカたんに溶けたバターたっぷりぶっかけると言う西川。
アッサリ八軒に却下されてしまいましたけど、どんだけ危ない絵を描いてたんだ?(笑)
そんな西川ですけど、卒業後東京に行ったらそっち方面に進むという事にはならないのかな?
まあ、実家の仕事もありますし、そんな簡単な話でもないとは思うんですけどね。
バター不足の昨今、それを補うため自分たちで作ろうとする別府。
農場の牛乳を遠心分離機に入れて生クリームを作り、それをバターチャーンに入れてひたすら回し、出来たものに塩を加えて練る事で水分を抜き、それを型に入れればバターとして完成するらしい。
最早出来ないものは何もない様にさえ思えるエゾノーの生徒たち。
特別な技能を持つ生徒が目白押しですけど、八軒としては今後彼らに会社の重要ポストを用意するくらいの事はしてもいいかも知れません(笑)。
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