
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第168回です。
家庭教師をしている結花と共にヴィンガルフに拉致されてしまった良太。
一方、小野寺はフリストに命令し、何と国会議事堂を爆破してしまう。
カメラの前で堂々と魔法を使い、虐殺を始めてしまったフリストこと絵里。
まさかの事態に小野寺が裏切ったと理解する高千穂の神祇官たちだったのだが…!?
あれからどういう事になったのか、良太のノートを持って天文台に戻ってきたカズミたち。
書かれていた情報を調べたカズミだが、衛星のデータでも確認しており、やはり研究所の場所はノートの通りで間違いないらしい。
さらに昨日の夕方に村上宅近辺にあった携帯電話のいくつかがヴィンガルフの場所に向かっているのを確認したのだという。
それが良太を連れて行った連中の携帯だと理解するカズミですけど、だとしたら良太が父である神祇官と一緒にいる場所はドイツとかそんな遠い場所ではなかったのか?
そんな良太が連れ去られた理由は不明だが、その目的は自分たちではなく良太自身だと理解した佳奈。
ヴィンガルフが良太にたどり着けるのならとっくに天文台に踏み込まれていると言う佳奈ですけど、逆に良太から情報を引き出した敵がこれから攻めて来る可能性はある気もします。
これからどうするのかカズミに問う初菜。
「聞くんか?それ」
「…そうね」
何やら爽やかな顔を見せるカズミと初菜ですけど、やはりこれはたとえ死ぬ事になっても良太を救い出すつもりなのかな?
問題は最大の戦力である寧子がいない事ですけど、中に入って何とか合流出来れば可能性はあるかも知れません。
そんなPC操作中、国会爆破事件が中継されている事に気がついたカズミ。
「…えっ?これって…」
「絵里じゃないの?」
何と、フリストの事をみんな知っていた?
Sクラスのヴァルキュリア候補である為、外へ出す訳がないと言う佳奈。
どうやら実験中だった魔女についても面識があった様ですけど、結局のところ魔女たちはクラスで完全に分けられているのではなく、SクラスだろうがBクラスだろうが一緒にされていたのでしょうか?
魔法をおおっぴらに使っている状況から大変な事になると予想する初菜たち。
もしかすると良太を助けに行くにしても少し様子を見た方がいいとか考えるかも知れませんね。
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