
高橋留美子「境界のRINNE」第308回です。
どういう関係なのか、クラスメイトの温水さんの家に遊びに来たミホ・リカ・桜の3人。
そんな彼女によると最近祖父が亡くなったのだが、遺品を整理したらヒモでぐるぐる巻きにされた箱があり、中から古い湯たんぽが出てきたのだという。
その箱の中には一緒に「絶対に湯を注がぬ事」と書かれた手紙が入っていたという温水さん。
「気持ち悪くて…お湯を入れたらなにが起こるんだろうと思って…お湯を入れてみた」
いきなりやってる事がおかしい温水さん。
つーか、「気持ち悪い」と「お湯を入れる」は全く逆の反応だよね?(笑)
それでも何も起こらず、お湯はすぐに捨てて湯たんぽも捨てたという温水さん。
ところが次の日捨てたはずの湯たんぽが祖父の部屋に戻っており、湯たんぽの周りの畳はじっとりと濡れていたらしい。
何度繰り返しても戻ってきたというその異様な湯たんぽを見せられた桜たち。
例によって逃げ出したミホ・リカですけど、怖い話を聞くつもりで集まった会だったのかな?(笑)
そんな湯たんぽを桜から預かる事になり喜んだりんね。
あの世の温泉からお湯を拝借して使う事にしたりんねですけど、お湯くらい学校の設備を利用する訳にはいかないのかな?
そんなりんねたちだが、何とやかんを持った少女の霊が現れ、湯たんぽにお湯を注いでくれたらしい。
そのまま消えて熱湯湯たんぽに喜ぶりんねですけど、直接抱きしめたら普通はかなり熱い気がします。
そんな湯たんぽだが、実際は悪寒のせいで全く温かくはなっていなかったらしい。
結局いいことがなかったりんねですけど、だったらそのお湯を捨てて自分が用意したものと入れ替えたらいいんじゃないのかな?
その一方で、湯たんぽなんて今の若い人は見た事も無いんじゃないかと思うんですよね。
自分は子供の頃に少し使った記憶がありますけど、こういうのはベテランの作品でもなければ登場すらしない様な気がします。
さらに言うならそもそも作者は新潟の人ですし、寒い時期を過ごす為のアイデアは豊富だと言えるのかも知れませんね。
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